青年部 第34回 ボランティア活動報告

 

大崎建設株式会社  渡辺 智康

 
月日  ⇒ 平成26年5月09日(金)
場所  ⇒ 山梨県南都留郡忍野村 聖ヨハネ学園
参加者 ⇒ 部員        13名  
      清水建設滑ヨ東支店 3名
 
私たち東京兼喜会青年部は、去る5月9日毎年恒例行事であるボランティア活動を行う為に富士聖ヨハネ学園を訪問

しました。

このボランティア活動は昭和56年(1981年)から30数年間 続いている東京兼喜会青年部の中でも特に伝統的

な行事だと先輩方より聞いておりましたので今回が初参加の私にとって期待と不安の心境での参加となりました。

 当日は天候に恵まれ、7時45分に新宿駅を出発し約2時間バスに揺られ山梨県忍野村にある富士聖ヨハネ学園に

到着しました。到着早々に園の方へ挨拶を済ませ、朝礼及びKYミーティングを全体で行い、側溝清掃班と草刈班と

今年より新たに遊歩道作成班の3グループに分かれ作業を開始しました。私は草刈班に任命され初めて使う草刈機の

使い方を学園の方並びに先輩方から指導頂き、草を刈りそして刈った草を集め、ある程度溜まったらペイローダーへ

刈った草を積込むという一連の作業が草刈班の仕事です。初めは慣れない作業に悪戦苦闘しましたが作業開始1時間も

すると自然と額から汗が垂れてくる位に作業を集中している自分がおりました。それは学園入所者の方や学園関係者の

方が通りかかれば「ご苦労様」や「ありがとう」などの労いの言葉を頂き、その一言が大きな活力源になっていたんだ

と思いました。

 昼食時には学園よりお味噌汁や果物そしてお菓子などの差し入れを頂き午後からの作業も心身共にリフレッシュした

状態で進める事ができました。全作業が終了する頃には作業服が緑色に染まっていました。作業後には園の方より

「今日はありがとうございました」と感謝の言葉を頂きとても有意義な1日だったと感じた次第です。

ボランティア活動をしに行った筈が自分自身に何か達成感や満足感などを感じ、これがボランティア活動の本質なのか

と改めて感じました。諸先輩方が30数年大切に続けているこの活動の意義を知り、そしてその活動に私自身が参加

出来た喜びを噛み締めボランティア活動を終了しました。

 最後に、この青年部ボランティア活動に対しまして多大なるご理解ご協力頂きました関係各位並びに幹部の皆様には、

大変感謝すると共に厚く御礼申し上げましてご報告とさせて頂きます。